ドイツ車 魅力
ドイツ車BMWのロードスターについて特集をしてみた。日本車において、ロードスターの名の付いた車種といえば、マツダのロードスターを思い浮かべる方が多いと思うが、ドイツ車においてロードスターといえば、BMWのZシリーズが筆頭にくると思う。
基本的に2人乗りのオープンカーをロードスターと呼ばれるのであるが、BMW Zシリーズは、コンパクトな2シータースポーツとしてツーリングを楽しむ上でこの上ない性能とスタイルを持っている。
BMWのZシリーズは、1988年のZ1が始まりであるが、本格的な生造販売はZ3からとなる。Z3はコンパクトな2シータースポーツとして、BMW・3シリーズコンパクト(E36/5)とプラントホームを共有する派生車種である。エンジン排気量は、1.9L、2.0L、2.2L、2.8L、3.0Lと多種類が搭載され、またスペシャルモデルの’M’もあり、BMWがZ3を通してクルマの楽しさを思いっきり表現したいという思いがとても表われている。スペシャルモデルの’M’には、ロードスターの名前が付けられていたが、Z3には正式には付けられていない。このことは、BMWがロードスターの意味合いが、単なるコンパクトな2シータースポーツにとどまらず、よりスペシャリティーの意味合いを持っていたことが伺える。
さらに、Z3の後継モデルとしてのZ4の2006年モデルから名前にロードスターと付けられ、名実ともにドイツ車のロードスターはBMWのZ4であることを印象付けたように思う。この2006年モデルへのマイナーチェンジおいて、新型直6DOHCエンジンの2.5Lと3Lのマグネシウム合金製クランクケースを採用した新型ユニットへと変更。組み合わされるミッションも6速AT、3リッターモデルはパドルシフト付きのスポーツタイプとなり、BMWとしては納得のいく2シータースポーツとなったといえる。同時に追加されたMロードスター並びにMクーペには、343馬力を誇る3.2リッターエンジンと6速MTが搭載され、その走りもより洗練されたものとなった。
BMW独自のタイヤがパンクしても大丈夫な「ランフラットタイヤ」を採用するZ4。ランフラットタイヤは、一般的に乗り心地やハンドリングの面で不利と言えるが、そのような不利な面を克服して余りある技術が、通常のラジアルタイヤと遜色ない物としている。むしろ、その素直なハンドリングは世界でも有数と評価されている。これらの評価からも、BMWは自信をもってZ4にロードスターの名を付けたものと思われる。また、その自信はインテリアにも表われていて、洗練されたモダンな家具のようにスタイリッシュで、ドライバーの心をラグジュアリーへと引き込むものだ。もちろんオーディオ類もインテリアの構想に同調されたものでスタイリッシュである。シートは、3リッターに本革が標準だが、2.5リッターではオプションとなる。
因みに、BMW Z4 Roadster 2.5iが¥4,430,000(消費税込み)となるが、ロードスターと名の付いたドイツ車を楽しむのなら、十分お得ではないだろうか?
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