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ドイツ車 エンジン

高級ドイツ車の名をほしいいままにして来たメルセデスベンツにあって、メルセデス・ベンツCクラスは、ヨーロッパのDセグメントにおいて熾烈な販売競争をしながら、確固たる地位を築いている。そのCクラスが2007年6月に7年ぶりのモデルチェンジして以来、好調なセールスを続けている。そのワゴン版が、Cクラス・ワゴンになる。

もともと、日本の自動車市場において、ワゴンのイメージは長いこと商用車のイメージが強かったが、この商用車のイメージを打ち破ったのがドイツ車メルセデスベンツといっても過言ではない。もちろん、スウェーデンのボルボもその車種として、ワゴンの販売比率は高いが、メルセデスベンツほどの力強さは無い。

メルセデス・ベンツ Cクラス・ワゴンは、セダン同様好調な販売に繋がるであろう。しかし、Eクラスにはディーゼルエンジンを投入しているが、Cクラスに無いのはなぜであろう?日本においてもこのクラスが熾烈であることは言うまでも無いが、この熾烈な市場にこそディーゼルエンジン車を投入すべきなのである。

ある自動車評論家が述べていたことであるが、クルマを走らせる時のトルクの重要性を大変強調していた。理由は、クルマが加速する際の力強さはどこから来るかといえば、トルクなのである。加速感を楽しむならトルク重視なのだ。

日本の道路事情を考えたら、低速からトルクで走らせるのは非常に適しているといえる。ディーゼルは、その低速からトルクを出しやすいのである。現在のドイツ車のディーゼルエンジンの性能のよさは、目を見張るものがあるのだ。

もちろん、ディーゼルには、黒煙、音がうるさいなどのネガティブな部分があるが、現在のヨーロッパ、とりわけドイツ車のディーゼルエンジンは、昔のイメージを払拭して余り、ヨーロッパにおけるディーゼルエンジンの販売比率が高いことが証明している。メルセデス・ベンツ E320 CDI ステーションワゴン アバンギャルドの所有者ならば分かるはずである。

しかし、メルセデス・ベンツ E320 CDI ステーションワゴン アバンギャルドの市場は、Dセグメントほどの市場の広さを持ってなく、その認知度は低い。ゆえに、メルセデス・ベンツ Cクラス・ワゴンの車種の中にディーゼルエンジンを投入すべきなのである。ディーゼルエンジンの良さを日本に知らしめることができるのは、高級ドイツ車メルセデスベンツしかいない。

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 高級ドイツ車を製造していることで有名なアウディ。そのアウディA8に搭載されたW12型エンジン。W12とは耳慣れない形式だが、一言で言えばV6エンジンを2基組み合わせた画期的なエンジンだ。どこが画期的かといいますと、15 度というきわめて狭いバンク角をもつ狭角V6エンジンを、72 度の角度で 2 基並列に配置している点なのです。ただ単純に気筒をV型に12個並列にした場合と比べた場合、明らかにそのサイズがコンパクトなのです。エンジンの収め方にもよりますが、見た目V8エンジンとあまり変わらないサイズなのです。もちろんエンジンの鋼性も高くなっています。
 エンジンのコンパクト化は、ボディーのデザインや車体にかかる負担を軽減し、多気筒エンジンを搭載している高級車にとって、とても期待が高いエンジンと言えます。とても楽しみなエンジンが生まれたと思う。

W型エンジンは、フォルクスワーゲングループのみで採用されている。採用されている車種をいくつか挙げてみた。

W8型エンジンを採用している車種

☆フォルクスワーゲン パサート(W型8気筒)

W12型エンジンを採用している車種

☆フォルクスワーゲン トゥアレグ(W型12気筒)・・・SUVである
☆フォルクスワーゲン フェートン(W型12気筒)・・・日本ではなじみがない
☆フォルクスワーゲン ゴルフ(W型12気筒) ・・・ メーカー試作モデルの為、日本には輸入されてない
☆アウディ A8(W型12気筒) ・・・4ドアセダン
☆ベントレー コンチネンタルフライングスパー(W型12気筒)

W16型エンジンを採用している車種

☆ブガッティ・ヴェイロン(W型16気筒)


 ドイツ車の中でも真面目で仕事をきちっとこなすエンジンは、フォルクスワーゲンの作るエンジン。作り手の性格がそのままでたようなエンジンである。

 フォルクスワーゲン ゴルフVに搭載の4機種のエンジン

1.GOLF R32:V型6気筒DOHC 3.2L BUB型

 唯一の多気筒エンジンであり、その回転はNAエンジンそのものであり、官能的刺激が味わえて、ダイレクトな楽しさがある。エンジン音を楽しみたい、こだわりをもつ方ならお勧めである。

2.GOLF GTI:直列4気筒DOHC+インタークーラーターボ 2L AXX型 (FSI)

 ターボラグを感じさせずに、ブースト時にトルクの盛り上がりでエンジンの表情を豊かにさせるとても速いエンジンである。しかし、パサートやジェッタに流用搭載されたことで、その性格が希薄になっているところが惜しい。

3.GOLF E:直列4気筒DOHC 1.6L BLP型 (FSI)

 従来ゴルフのエンジンの性格を色濃く残すベーシックエンジン。FSI化による恩恵を一番受けていると言える。小排気量エンジンの小気味よさからスポーティーなドライビングを楽しませてくれる。足代わりとしてちょうど良い。

4.GOLF GLi:直列4気筒DOHC 2L BLX型 (FSI)

 プレミアム感たっぷりとなったゴルフのエンジンがこのBLX型である。昔のゴルフのエンジンが好きな方には物足りないかもしれないが、素晴らしくよくできたエンジンであることには間違いが無い。

 ル ボラン誌より

 それぞれ一長一短はあるかもしれないが、ドイツ車でもっともポピュラーなゴルフに速さを求めないならゴルフEでも十分だと思う。フォルクスワーゲン ゴルフの良さはスタンダードな国民車にあるように思う。

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